死別して再婚するのは許せない?裏切りなの?死別経験者が思うこと

20代で最愛の夫と死別し、2児のシングルマザーになったIZUMIです。

最愛のパートナーを失ってから、再婚するのか。ずっと一人で生きていくのか。

死別経験者にとっては大きな悩みの一つとも言えるのではないでしょうか。

IZUMI

私自身、死別直後は「一生、夫を想って一人で過ごす」と思っていました。

でもそれは寂しすぎて無理だと、たった一週間ほどで感じました。

とはいえ新しい出会いを求めるのは、罪悪感など様々な感情もあるし、現実問題としてたくさんの問題があります。

この記事では、死別後の再婚について考えてみました。

死別後の再婚は許せない?裏切り?

ネットで「死別 再婚」と検索してみると…

ネットで「死別 再婚」と検索すると、関連のキーワードに「許せない」「裏切り」なんて言葉が出てきます。

それだけ「死別 再婚 許せない」「死別 再婚 裏切り」というキーワードに反応する方が多いということでしょう。

IZUMI

ずっと一人でいるのはキツいな…

と思って何気なく検索した死別後間もない時期の私は、死別再婚へのバッシングを見て、辛い気持ちになりました。

具体的な内容としては、

(一部抜粋)

Q, 死別した3年後に再婚って、どうなんでしょう?
 どうして、たった3年しか経ってないのに再婚できたの?信じられない!

A, あなたの悲しい疑問に凄く共感出来ます。
 私なら10年経っても忘れないし別の家庭を作るという気持ちにはならないと思います。

Yahoo!知恵袋

というような内容です。

とはいえ、この質問には24件の回答がついており、ほとんどが死別再婚に対して肯定的な内容です。

それでも、「死別再婚を悪だと考えている人もいるんだ」ということはショックでした。

「死別 再婚」に対する私の周囲の人の意見

私の周囲の人の意見はどうだったかというと、

死別後すぐから、若くして幼い子供を抱えて未亡人となった私に

良い出会いがあったら、再婚したら良いよ

と声をかけてくださる方は多かったです。

ずっと一人でいることはない」と、優しさから言って下さっているのを感じました。

とはいえ、再婚に前向きな意見を持っているからこそ、わざわざ言葉にして伝えてくれただけで、口には出さないけど否定的な意見を持っている方は少なくないかもしれません。

私は死別から1年半経った現在もパートナーはいませんが、もし新しいパートナーが出来ていたら、

「新しい人が出来たなんて、旦那さんがかわいそう」

「もう忘れちゃったの?」

なんて思う人もいるのかもしれません。

死別後の再婚は現実問題として難しい?

死別後に再婚してよくなる期間と、実際の再婚率

死別後、男性の場合は再婚するまでの期間に法的な制限はありません。

女性の再婚禁止期間は100日間です。(扶養義務を負う父親を明らかにして子供の利益や権利を保護するため)

その期間さえ守れば、再婚することは自由です。

とはいえ、実際の死別後の再婚率は、男女ともに10%を切っているのだそう。

若年死別後の再婚率ならもう少し比率は上がるのかもしれませんが、

いずれにせよ死別後に再婚するには、様々な問題を乗り越えなければなりません。

死別再婚者が抱える問題

再婚には色々な問題がついてまわります。

●子供と新しいパートナーとの相性

●(いたら)新しいパートナーの子供との相性

●家族・親戚や周囲の人の目

●家事・育児・仕事で忙しくて恋愛をする時間がない

死別後の再婚は、さらに問題が複雑になりますよね…。

●お墓や遺品をどうするか

●遺族年金を受給できなくなる

●親戚付き合いが難しい

●死別特有の感情的な問題

●未亡人は弱っている、お金を持っている等のイメージで、悪い人が寄ってきやすい

これ以外にも色々あると思いますが、一つ一つの問題がすごく重いですね。

新しい出会いがあったとしても、精神的な面での葛藤が大きく、前に進むことはとても難しいと思います。

死別経験者が再婚したいと思う理由

死別後再婚するなんて、愛してなかったの?

死別を経験したことがない人からすると、理解できないであろう気持ちを考えてみたいと思います。

「死別再婚するなんて、愛してなかったの?」と思う方がいるかもしれません。

愛する人と死別すると、もう二度と会えなくなってしまいます。

外から見れば、激しい落ち込みから立ち直り、日常を取り戻したように見えるかもしれません。

それでも、どれだけ強い気持ちで愛していても、手に触れることも一緒にご飯を食べることもできません。

一歩家を出れば、いくらでも夫婦や家族連れを目にします。

羨ましい気持ち、なぜ自分だけ失わなければならなかったのか、悔しい気持ち、虚しい気持ち、そして妬ましい気持ちを抱いてしまう自分への嫌悪感…。

どれだけ時間が経っても、外に出る度に、SNSで幸せそうな夫婦を見かける度に、そんな感情に苦しめられるのです。

学校行事で、他の家族は夫婦揃って出席しているのを見るのが辛い。

子供に「生きているパパが欲しい」と言われる。

困った時に心から頼って相談できる相手が欲しい。

何気ない日常を一緒に過ごす相手が欲しい。

そう思って、生きて実際に時間を共に出来るパートナーを求めることは、そんなに悪いことでしょうか。

死別後再婚を望む人は、愛していたからこそ、幸せな結婚生活だったからこそ、再び温かい家庭を持ちたいと思うのではないでしょうか。

死別後再婚するなんて、もう忘れてしまったの?

忘れることなんて、出来る訳がありません。

一生大切な人として想い続けるでしょう。

それでも、残された者も生きていかないといけません。

過去だけを見つめて、前向きに生きられる人は多くありません。

仮に新しいパートナーが出来たとしても、夫のことは胸に大切に抱き続けます。

「新しいパートナーと比べてしまう」なんて悩みも聞きますが、死別でないにしても、昔の恋人と今の恋人を一度も比べたことがない人の方が少ないのでは?

わざわざ口に出して、新しいパートナーを傷つけるようなことをしなければ良いだけではないでしょうか。

比べてしまう時があっても、新しいパートナーが生きて側にいてくれる有難さや、手を伸ばせば触れられる距離にいる幸せに、死別経験者なら誰よりも感謝できるはずです。

死別経験者として再婚について思うこと

部外者に何も言われたくない

死別後に再婚したとして、亡くなった夫が「裏切りだ」と言ってくるなら、わかります。

死別後に新しいパートナーが欲しいと一切思うことなく過ごされている方が「死別再婚は許せない」とおっしゃるなら、聞く耳も持ちます。

亡くなったパートナーだけをずっと想い続けている方を、とても素敵だと思います。

すごく幸せな関係だと思うし、一途な愛を貫く生き方を尊敬します。

でも、死別を経験してもいない人には絶対に言われたくありません…。

幸せになるのは義務

私は、人は皆、幸せになるべきだと思っています。

亡くなったパートナーだけを想い続けることが本人の幸せなら、それが一番。

一緒に生きていく相手が欲しいなら、新しいパートナーと幸せになるのが一番。

亡くなったパートナーの気持ちを想像しすぎたり、人の目を気にしたり、自分の罪悪感に従うよりも、

生きている人間、自分自身や子供の「幸せのため」を最優先するべきだと思います。

死別後の苦しみの中にある人にとって、

「幸せなんてもう一生訪れない」と思われるかもしれません。

それでも、自分の心に素直に生きる努力をすることで、小さな幸せを感じられる瞬間はいつかまたやってくると信じています。

再婚はしないけどパートナーは欲しい

私は、再婚はしたいとは思っていません。

一番の理由は、子供の苗字を変えたくないからです。

それでも、新しいパートナーは欲しいと思っています。

夫を愛する気持ちはなくなりませんが、

日常を共有し、子供の成長を一緒に見守り、人生を共に生きていくパートナーが欲しいです。

すごく自分勝手な考えなのは分かっているし、言うのは簡単でも、ものすごく複雑な問題です。

それでも、事情を理解してそばにいてくれる人がいつか現れたら良いなと思っています。

新しいパートナーを探す前に

死別後は精神的に不安定です。

●経済的に自立していること(他人からの援助不要!)

●自分で自分を幸せにできること

という2点を満たしてからでないと、新しいパートナーと出会って良い関係を築いていくのは難しいだろうなと思います。

それが出来ていないと、よくない形で相手に依存してしまうでしょう。。

普通の恋愛でも悩みはたくさんあるのに、ましてや死別を経験していると…尚更ですよね。

でも死別を経験したからこそ、大切にできるという面もあるのではないかと思います。

偉そうなことも書いてしまいましたが、、

IZUMI

私は、死別から1年経たない内から、寂しさのあまりマッチングアプリに登録してみたりもしました。

マッチングアプリに登録してみた経験談は、また別の記事でまとめてみたいと思います。

まとめ:死別後の再婚を許せない!なんて言う部外者が許せない

一番言いたかったことは、

パートナーとの死別を経験してもいない人が、

死別再婚についてどうこう言うんじゃない!

ということです。(怒)

死別後の地獄の苦しみや、世界に一人ぼっちになったような究極の寂しさを味わった人が

幸せになってはいけない訳がないと思います。

もちろん、子供が最優先ではありますが!

愛する人と死別を経験しても、新しいパートナーと良い関係を築いて幸せに暮らしている人がいるなら、それは私にとっては希望に感じられます。

色んな複雑な問題がありますが、自分の素直な心を大切に、

新しいパートナーがいてくれたら…と思ってしまう自分を許してあげたいと思っています。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

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