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シングルマザーの人生の楽しみ方 | シングルになる前より楽しい?
シングルになりたての頃の気持ちは「絶望」
シングルになる前の私は、大好きな夫と2人の乳幼児を育てていました。
大変だけど幸せいっぱいだった時期に、夫と突然死別してシングルマザーになりました。
- シングルマザーになるなんて人生終わった
- パパがいない子供たちがかわいそう
- 一生孤独に生きないといけない寂しさ
- 経済的な不安
- 一人で子供を育てるプレッシャー
- 他の夫婦そろった家族が妬ましい
といったネガティブな気持ちだらけでした。
シングルになる前の方が良かったけど、シングルマザーの人生も楽しい
「シングルになって良かった!」「シングルの方が断然楽しい!」
という声も耳にしますが、私は夫がいてくれた時の方が良かったです。
死別シングルマザーの方は恐らくほとんどの方がそうですよね…。
- 他の家族連れを見て胸が張り裂けそうになる
- 学校行事に一人で参加するのが辛い
- 体調不良などトラブルがあっても頼れる人がいない
- 進路など悩んだ時に夫ほど真剣に相談に乗ってくれる人がいない
など、シングルの辛いことを挙げたらいくらでも出てきます。

それでも私は、シングルマザーの人生も楽しいです!
シングルマザーが人生を楽しめるかどうかは、考え方がとっても大きく影響します。
シングルマザーの人生の楽しみ方 | 捨てるべき3つの考え方
「自分を不幸だ」と思うこと
「シングルマザーになるなんて、自分は不幸だ」と思っていると人生を楽しめません。
自ら望んでシングルになった人はいないと思います。
シングルになるまでに、言葉では表せないくらいの辛い経験をされた方は多いでしょう。
それでも、「シングルになった=自分は不幸だ」と思っているということは、自分の幸せの基準を自分以外の何かに依存してしまっているということです。
どれだけ辛い出来事があっても、自分で自分を幸せにすることが出来ます。
死別や離別してしばらくは、「なぜ自分だけこんな不幸なのか」と思っても当然です。
でも、残りの人生もずっと不幸なのか、それとも幸せに生きるのかは自分次第です。
「一人で頑張らないといけない」と思うこと
一人で子供を育てるのは無理です。完璧主義でいると人生を楽しむ余裕を失います。
私自身、「自分一人で頑張って、きちんと育てあげないと!」と思っていた時はピリピリしていました。
●親や家族、友人、ご近所さん、職場の人、保育園・幼稚園・学校、地域の子育てセンター、習い事の先生、かかりつけの病院、近所のスーパーの店員さん、その他たくさんの人に一緒に子供を育ててもらう
●子供はどんどん自力で成長していくから、自分ができるのはそれをサポートすることだけ
というくらい大らかな気持ちでいる方が子供にも優しく接することができます。
母親が自分一人で抱え込むよりも、どんどん人に頼って、たくさんの人と関わる機会を持つ方が子供の成長にとっても良いのではないでしょうか。
とはいえ、人それぞれ色々な事情がありますし、
頼れる相手がいない方もいらっしゃるでしょう…。
私も、実家に頼れずサポート皆無で完全ワンオペの毎日なので、
いつまでこの生活が続くのか?とふと絶望感に襲われる時もあります。
そんな時はとにかく自分に優しく!
皆さん本当に、毎日お疲れ様です。
他人を気にすること
他人にどう思われるか、他の家はどうしているか、といったことを気にしてはいけません。
- 母子家庭でかわいそうだと思われるかな…
- 偏見を持たれたらイヤだな…
- 友人が旦那さんや恋人とお出かけした写真をSNSに上げてるのを見て辛い…
など、他人を気にしても現実は変わらないし、落ち込むだけですよね。
とはいえ、どうしても気になってしまうものです。
●他人を羨ましく思ってしまうなら、SNSは見ない
●どう思われるか気になる内は、シングルだと打ち明けない
●どう思われるか気になるなら、人との関わりを減らす
他人との関わりを減らして、心がザワザワする機会を減らしましょう。
他人の目を排除して、自分と我が子に集中する。
自分の人生を楽しめていたら、だんだん「他人にどう思われようと気にならない」と思えることが増えてきます。
シングルマザーの人生の楽しみ方 | 幸せになれる5つの考え方
ないものに目を向けず、あるものに感謝して生きる
失ったものやないものに目を向けるとキリがありません。
辛い時ほど、ないものばかりに気が取られ、他人を羨み自分の人生を恨んでしまいます。
日常的に、あるものに感謝するよう心がけたら、人生を楽しく感じられる瞬間が増えます。
●子どもの成長をそばで見られる
●家族や友人、近所の人、先生などたくさんの人のサポートがある
●今日もご飯が食べられる
●ネットで役に立つ情報を得られる
●布団も服も家電も生活に必要なものは揃ってる
当たり前と言ってしまえばそれまでですが、小さなことに感謝できれば毎日を楽しむ心の余裕が生まれます。

ママが小さなこともニコニコ楽しんで生きてる姿を、子供にも見せたい!
夫に気を遣わないで、自分の判断で決められることを楽しむ
夫がいた頃は、「我が家で最終判断をするのは夫」と思っていました。
したいことがあっても「これは夫に反対されるかな」と初めから我慢することも多々ありました。
それぞれの夫婦の関係がありますが、どんな家族も気を遣ったり我慢したりする場面があるでしょう。
死別しちゃったら、イヤだと思ってたところすらめちゃくちゃ恋しいんですけどね。
シングルマザーは「夫の顔色を伺う」「夫にイライラする」などといったこととは無縁です。
●欲しい服も家具も化粧品も一切気を遣わず買える
●同じ献立が続いても、家事をサボる日があってもイヤな顔をされない
●休日の過ごし方もお出かけ先も自分の好みで決められる
正直、我慢することがあっても夫がいてくれる方がよかったです。
何もしてくれなくていいから戻ってきて!と思います。
でもどれだけ望んでも帰ってきてくれないので、自由な暮らしを満喫します!
お金の不安に向き合い、スキルアップする
お金の悩みが尽きないシングルマザーは多いと思います。
下記の3ステップで問題に向き合って具体的な解決策を考え行動し始めることで、お金の不安はかなり軽減できます!
①家計の見直し
現在の支出を把握し、減らせる支出がないか考えます。
●家賃→実家暮らしや公営住宅を検討する
●通信費→格安SIMに変える
●利用頻度の少ないサブスクリプションがないか確認
など
②お金のプロに相談する
お金のプロ、ファイナンシャルプランナーに無料相談をしてライフプランを作ってもらいましょう。
●家族構成や現状の収支を伝える
●ライフプランを作ってもらい、今後の人生に必要なお金を把握する
●自分の状況に合った家計管理や貯金、資産形成のアドバイスをもらう
③収入アップのためのスキルアップ
遺族年金や児童扶養手当などは子供が成人するまでの期間限定です。
その後の生活に困らないためにも、今を豊かにするためにも、スキルアップを目指します。
●長い視点で10年後・20年後どんな仕事をしたいか考える
●資格取得やスキルアップのための勉強をする
●副業をする
など、日々のスキマ時間に積み重ねていきましょう。
楽しみながら取り組める目標ができれば最高ですね。
シングルマザーの友達を作って支え合う
ひとり親の友達を作って、支え合いましょう。
子供の年齢が離れていても、悩み相談や情報交換ができてありがたい存在です。
子供の年齢が近いと、子供同士が仲良くなり、一緒に遊びやすくなります。
●休日に公園やテーマパークに遊びに行く
●お祭りなどの近所のイベントに行く
●クリスマスパーティーをする
など、一人では気が引ける(それどころか他の家族を見て病む)ことも、一緒にできる友人ができれば楽しめます。

一緒に行く仲間がいれば、他の家族連れを羨む気持ちも激減します。
一人で子供二人を連れて遊びに行くのは大変です。
友人家族も一緒なら大人は助け合えるし、子供同士も楽しく遊べて、全員ハッピーです!
(私の場合、ひとり親じゃないママ友と遊ぶと、楽しいんですが、「お家に帰るとパパいるんだな、羨ましい」と内心落ち込みます。シングル仲間なら心底楽しめます。)
幼稚園や学校、習い事などで気の合うシングルママ友が見つかればラッキーですが、ひとり親支援団体の交流イベントに参加するのもオススメです。
同じ境遇の人と知り合えるだけでなく、ひとり親のお役立ち情報もたくさん知ることができるので要チェックです!
甘えを手放して、自分軸で生きると決心する
振り返ってみると夫と死別するまでは、完全に夫に甘えているマインドでした。

自立した大人でいるつもりで、本当のところは夫に守られていたから安心して暮らせていただけだったとつくづく実感します。
自分の置かれている環境に言い訳せずに、自分で自分を幸せにするしかない!と甘えを手放して、自分軸で生きる決心をしました。
たくさん悲しんで、色々なことを考え、自分と向き合っている内に、
「死別してシングルマザーになって辛い、もう一生幸せになれない」と思い続けることは、状況を理由にして自分の人生から逃げているだけだと思うようになりました。
配偶者との死別という辛すぎる経験をしても、自分の力で自分を幸せにできる人でありたいと思います。
辛い経験をしたからこそ、自分らしく生きることを追求しようと、自分の人生について真剣に考えるようになりました。
シングルマザーが今後の人生で楽しみたいと思っていること
美容医療を受ける
シングルマザーでも「ママかわいい」って言ってもらえる自慢のママでありたい!
むしろ、シングルマザーだからこそ、綺麗でいたい!
産後増えまくったシミを消しにいく、と心に決めてます。
海外親子留学
夫の都合を気にする必要がないからこそ、
- 自分の仕事の予定
- お金
さえ事前に都合をつけられれば、なんでも出来ますよね。
だからこそ、
子供たちが小学校に上がったら、夏休みに海外へ親子留学に行く!と決めました。

そのために貯金や英語学習、頑張りますっ!
想像したり情報収集するだけでもワクワクします。
楽しい気持ちになれる予定を作ってみましょう♪
素敵なパートナーを作る
いつか素敵なパートナーができたらいいなと思っています。
そんな希望を持っていると、女性として自分磨きを頑張ろうという気持ちも高まります。
未来のパートナーと良い関係を築くためにも自立した素敵な女性になろう!と思います。
新しい出会い・新しい恋愛なんてあり得ない!と決めつけずに、
いつ素敵な出会いがあっても良い!と思いながら、前向きに日々を楽しんでいます。
子供が成人してからも、一緒に日常を楽しめるような人がそばに居てくれたら良いですよね…!
シングルマザーになりたての頃は、絶望しかありませんでした。